ライフプラン表を作成して費用の見える化をしましょう!

老後資金計画を考える上で皆さんは「いったいいくらあれば大丈夫なの?」という漠然たる不安を持っていると思います。

そこでまずリアルなリタイア世代の生活ぶりから見ていきましょう。

下記の図が平成26年の総務省発表の家計調査ですが、比較的ゆとりがあると言われている現在のリタイア世代でも毎月の家計は約6万円(夫婦世帯)の赤字となっています。

 

おそらく貯蓄等を取り崩して補っているのでないでしょうか。

単純計算で毎月不足額6万円×12×20年(平均余命の85歳までとして)で1440万円が生活費として必要という事になります。

さらに、老後には生活費だけではなく住宅のリフォーム代や旅行代金や車の買い替え費用あるいは子供への結婚資金援助等も必要になります。

少なく見積もっても500万円はかかりますので、トータルでやはり2000万円は65歳のリタイア時点で貯蓄をしておきましょう。

せっかく自由な時間が出来たのに毎日節約ばかりではもったいないと思いませんか?

明るく、元気に過ごす為の資金計画をそろそろ本気で始めませんか!!

あなたのリアルなライフプラン表を作成して老後の費用の見える化をしてみませんか? これさえあれば漠然とした不安が少なくなり、毎日の生活にもメリハリを利かせることが出来ます。 是非この機会にご検討ください。

 

老後の生活を支える2本柱

公的年金と退職金。

これからの時代は、元気なうちは働いて収入を得るという選択肢が重要になってくると思います。

 

内閣府のデータにもそれが現れて来ています(詳細PDFファイル)。

元気で働いているほうが健康にも良いので医療費の抑制にもつながり、かつ安定した給与収入があれば貯蓄不足にも 対応出来るので一挙両得になります。

老後のための貯蓄を「いくら」しておくべきか今の時点で決めるのは難しいものです。

公的年金がいつから、いくらもらえるか、 20年先の物価など不確定要素が多すぎて正確な金額は予想出来ません

。また、貯蓄を継続的に行うのはなかなか難しい根気が必要な作業です。

貯蓄が大事だということは分かっていても、月々の給料がなかなか上がらない状況では、思うように貯蓄できないという方も多いはずです。こうした厳しい状況を乗り切るためには、収入の道を増やすという方法で対応するのはいかがでしょうか?

 

手っ取り早い方法としては、「共働き」。最近のご相談者の中で、しっかり老後のための資産形成ができている人というのは、たいていが共働きだと思います。収入の道を増やして老後を豊かにしましょう。